歴史的な一歩です。
SpaceX(スペースX)のCrew Dragon(クルー・ドラゴン)宇宙船が、先週日曜日の東部標準時午後3時にメキシコ湾に安全に着水しました。これにより、民間企業による初の宇宙飛行士の打ち上げと、45年ぶりのNASAによる地上帰還の両方が成功したことになります。この歴史的な瞬間は、以下のスペースXのツイートからも確認できます。
Good splashdown of Dragon confirmed! Welcome back to Earth, @AstroBehnken and @Astro_Doug! pic.twitter.com/0vAS3CcK9P
— SpaceX (@SpaceX) August 2, 2020
New York Times(ニューヨーク・タイムズ)によると、NASAの宇宙飛行士ことBob Behnken(ボブ・ベーンケン)氏とDoug Hurley(ダグ・ハーリー)氏は、着陸後まもなく良好な健康状態が報告されています。Hurley飛行士は着水直後、待機している医療関係者にたいして「私達の状態は極めて良好です」と、スペースXのミッションコントロールに伝えるように頼んでいます。
2人の宇宙飛行士は「Dragon Endeavour(ドラゴン・エンデバー)」と呼ばれる宇宙船に乗り込み、土曜日の夜に国際宇宙ステーション(ISS)から分離され、スラスタ操縦でマヌーバを実施。その後に本体下部のいわゆるトランクを分離して耐熱シールドを露出。さらに小型パラシュートが地上約1万8000フィートで、オレンジと白のメインパラシュートが約6000フィートにて展開されました。
そして着水の直後、予定地点から3マイル離れた場所にいた回収船のGo Navigatorと、2隻のスペースXのボートが接近し、パラシュートを回収しつつ母船への引き上げを準備。そして午後4次頃、Go Navigatorが宇宙船を引き上げ、カプセルが開き、Behnken飛行士とHurley飛行士がNASAの回収チームのサポートにより外に出て、成功のサムズアップを行ったのです。なお帰還当日はハリケーン「Isaias」がフロリダ東海岸に接近していたので、ミッションへの影響も懸念されていました。
2人の宇宙飛行士は5月末にフロリダのケネディ宇宙センターから、Falcon 9ロケットによって打ち上げられた後、63日間を軌道上で過ごしました。これは、NASAがスペースシャトル計画を2011年に終了して以来、アメリカにとってほぼ10年ぶりとなる独自の宇宙飛行士打ち上げミッションでした。テストとして位置づけられていたこのミッションが成功したことで、NASAによるスペースXのCrew Dragonの有人運用計画が大きく前進したことになります。
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2020-08-06 00:00:00Z
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