名古屋城の天守閣を木造で復元する計画をめぐって保存状態が悪いとされる天守台内部の貴重な石垣の保存をどうするかの市の方針について地震防災の面などから改善を求める声が相次いでいます。
名古屋城の天守閣を木造で復元する計画をめぐっては、天守台内部の「穴蔵石垣」の保存方針をどうするかが課題となっています。
一部が江戸時代のもので貴重な石垣である一方、保存状態が悪く十分な調査ができないためです。
こうした状況で、名古屋市はことし3月、先に天守閣を解体したあと、具体的な保存方針を検討するなどとした案を有識者に示していて、28日は、その意見を聞く会議が開かれました。
この中で、有識者からは、「地震などによる倒壊リスクもある。構造上、解体前に保存方針を具体的に検討するのが難しいのはわかるが、来場者の安全を守るという観点からも、解体前に一定の方針を示すべきではないか」などと、地震防災の面などからこれまでに市が示した、石垣の保存方針の改善を求める声が相次ぎました。
こうした状況を踏まえ、名古屋市は今後、石垣の保存方針のあり方をさらに検討し、名古屋城天守閣の復元計画を前に進めたいとしています。
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2023-05-28 07:07:00Z
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