GoogleはI/O 2023で、68,862円(499ドル)から開始するPixel Tabletの全貌を明らかにしました。
この会社はついに、iPad(第10世代)のライバルを作ったのでしょうか? 見ていきましょう。
デザインの違い
- Pixel Tablet: 10.2 x 6.7 x 0.3インチ(約26 x17 x0.8cm)、1.08ポンド(約490g)
- iPad (第10世代): 9.79 x 7.07 x 0.28インチ(約25X18X0.7cm)、1.05ポンド(約476g)
Pixel Tabletのデザインについて
Pixel Tabletは、アルミフレームにナノセラミックコーティングを施し、磁器のような見た目と質感を実現することができたとGoogleは述べています。タブレットには、ポーセリン(ベージュ)、ヘーゼル(オリーブ)、ローズ(サーモンのような色合い)の3種類の仕上げがあります。
背面にはポゴピンが見えますが、これは全小売モデルに同梱されている充電用スピーカードックとタブレットを接続するためのポイントです。
前面にひっくり返すと、印象的なホワイトのベゼルに囲まれたディスプレイがあり(ヘーゼル色のみベゼルがブラックとなります)、横向きの状態にセットされた前面カメラが付いています。
iPadのデザインについて
iPadに関して言えば、このタブレットは2018年のiPad Proのデザイン変更以降、主流となったスクエアエッジのアルミニウムケースデザインを採用。
シルバー、ブルー、ピンク、イエローの4色のソリッドカラーで販売されます。前面については、Appleはブラックベゼルを使用することで、ディスプレイをよりシームレスに見せています。
また、iPadでは初めて、フロントカメラが横向きに配置。
また、iPadでは、スマートコネクターと呼ばれるポゴピンコネクターは、背面パネルではなく、左側の端に搭載されています。
しかし、指紋センサーが埋め込まれた電源ボタンや、ストレージデバイス、充電器、その他の外部アクセサリと接続するためのUSB-Cポートなどのデザイン面で、いくつか共通するものがあるため、これらのタブレットで全てが異なるわけではありません。
ディスプレイ比較
- Pixel Tablet: 10.95インチ(約27.81㎝)液晶、解像度 2560 x 1600、リフレッシュレート 60Hz、276ppi、輝度 500 nits (標準値)
- iPad (第10世代): 10.9インチ(約27.68㎝)液晶、解像度 2360 x 1640、リフレッシュレート 60Hz、264ppi、輝度 500 nits (標準値)
ディスプレイについては、両タブレットともに液晶パネルを搭載しており、非常に似通ったサイズですが、Pixelのほうがわずかに大きくなっています。また、両タブレットのリフレッシュレートや輝度レベルも同じです。
突き合わせて比較してみると、小さな違いに気付きますが、iPadではTrue Toneが利用できるため、ブルーライトに敏感な方にとってはおすすめ。
スタイラスペンのサポートについては、両タブレットともこのアクセサリに対応しています。
Pixel TabletはすべてのUSI 2.0スタイラスペンに対応し、iPadは第1世代のアップルペンシルに対応しています(ただし、iPadにスタイラスは必要ないとの意見もあります)。
パフォーマンス、RAM、およびストレージ
- Pixel Tablet: Google Tensor G2、8 GB RAM、ストレージ128/256 GB
- iPad (第10世代): A14 Bionic、4 GB RAM、ストレージ64/256 GB
Pixelのストレージ
Tensor G2はPixel Tabletのパフォーマンスを担っています。このプロセッサは、Google Pixel 7シリーズのデバイスに搭載されているものと同じで、Google Pixel Foldのトップ機能にもなっています。
これは、8GBのRAMと組み合わせられており、128GBと256GBの2種類のストレージから選択可能。
iPadのストレージ
iPadに関しては、このタブレットには、2020年に発売されたiPhone 12で初めて登場したA14 Bionicプロセッサが搭載されています。
そして、オペレーティングシステムをサポートするのは、4GBのRAMと64GBまたは256GBの内部ストレージです。
バッテリーの持続性比較はどうか?
- Pixel Tablet: バッテリー27Wh、最大12時間のビデオストリーミングが可能
- iPad (第10世代): バッテリー28.6Wh、最大10時間のビデオストリーミングが可能
長い時間使えるタブレットが欲しいなら、iPadよりもPixel Tabletのほうがいいようです。
Google は、バッテリーが小さいにもかかわらず、このタブレットは一回で12時間のビデオストリーミングが可能だと主張していますが、Appleによると、iPadは10時間しか再生できません。
さらに、Pixel Tabletはスマートホームハブとしても機能することを目指しているため、ドックに置くことを推奨しており、これは、iPad よりも頻繁にデバイスを充電してすぐに使える可能性が高くなりそう。
疑問に思っている方のために説明すると、Googleは小売パッケージにCharging Speaker Dock(充電スピーカー ドック)を同梱しており、これは、Pixel Tabletを取り付けて充電する場所として機能します。
Appleは、そのタブレットに電力を供給し続けるために、20Wアダプターを小売パッケージに入れて出荷しています。
ソフトウェアの体験の違い
- Pixel Tablet: Android 13
- iPad (第10世代): iPadOS 16
Pixel Tabletは、発売時にはAndroid 13を搭載して出荷される予定です。これは、タブレット上のAndroid をより便利にするための追加機能が搭載されたオペレーティングシステムのバージョンになります。
しかし、見た目からすると、家族で共有できるマルチメディアデバイスを提供することにより重点を置いているようです。
新しいPixel Tabletはあなたに合ったものですか?
あなたが、家族間で共有するデバイスを探しているなら、Pixel Tabletは素晴らしい選択肢になるでしょう。
しかし、あなたがマルチタスクを効率よくこなすために役立つツールを探しているのであれば、iPadはあなたのアクティビティのために選んで間違いのないデバイスです。
iPadがこのポイントに到達するまでに費やした年数は、この第1世代の製品ではなく、Googleが今後数年間で取り組まなければならないものです。
Original Article: Pixel Tablet vs. iPad (10th Generation): Has Google Got It Right? by MakeUseOf
https://news.google.com/rss/articles/CBMiXWh0dHBzOi8vd3d3LmxpZmVoYWNrZXIuanAvYXJ0aWNsZS8yMzA1Z29vZ2xlLXBpeGVsLXRhYmxldC12cy1pcGFkLTEwdGgtZ2VuZXJhdGlvbi1jb21wYXJpc29uL9IBAA?oc=5
2023-05-28 12:32:13Z
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