Jumat, 19 Juni 2020

野良アプリ容認? Google Play非対応でもギークならHUAWEI P40 Proを楽しめます - Engadget日本版

さんざんレビューが上がっておりますが、HUAWEI P40 Pro 5G 買いました。カメラ機能以上にGoogle Playが使えない世界に興味があったからです。Mate 30 Pro 5Gでもよかったのですが、まぁ、より新しいほうを。

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これが噂のコンデジキラー。

カメラ機能についてもこれまた死ぬほど記事が上がっておりますが、モデルさんと水族館ロケへ行かれなかったことは生涯、悔やまれそうです(そういうのに適したモードがある)。

夜景モード。

飯もちゃんとウマモードです、つけ麺は撮れませんでしたが。

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アスカの知らないHMSの世界

改めてGoogle Playストアが使えないということは、どういうことか。iPhoneにだってGoogle Playは入っていません。Google自らiPhone(iOS)向けにサービスを提供しているので、AppleとGoogleが仲がいいとは言いませんが、それなりに互いの利益を考えて事業を展開しています。ファーウェイは米政府の禁輸措置により(Googleが開発した)Android OSを採用したスマホであるにも関わらず、そのアプリ基盤を利用できない状況にあります。その代わりHMS(ファーウェイまさか、そんなことに……ではなくHUAWEI Mobile Services)なる基盤を急ピッチで開発し、独自プラットフォームを展開。禁輸措置解除の目処が立たないままシェアを削られるのを防ぐのに必死です。

「なんだこれは! Google Playが使えないじゃないかぁっ!」と、あとから訴えたりしませんと誓わないと購入できません。

ファーウェイにとっては最大のピンチですが、ピンチこそ最大のチャンスと偉業を成し遂げた方々はよく言いますし、ホントそう思います。Appleのアプリマーケットと比較し、Googleのマーケットはさほど活気のない印象を受けます(経済的には)。なによりユーザーにとって混沌とした世界であることは間違いありません。本当に必要なアプリが、わかりやすい形で入手できるマーケットを構築できれば、残り4割のガラケーユーザーが安心して使える新しいプラットフォームになり得ると思ったのですが……スミマセン、夢物語でした。

アプリなんて入れないに越したことはない

例えばファーウェイのAppGalleryにはTwitterがありませんが、このようなシンプルなHTML5ベースのウェブサービスなら頻繁にアップデートのかかるアプリよりウェブ版のショートカットをホーム画面に置いたほうが(ちゃんとサクサク動くなら)便利な気がします。HMSでは、こうしたウェブサービスがアプリライクに高速で動くようなモードが備わっているのですが……。

高速モードのオプションとツイートボタンが重なってしまっていて押せない。

……と、このようにUI上の互換性の問題が残っているようです。フツーにブラウザーからショートカットを置けば問題ありませんが。

メルカリやYahoo!のサービスはモバイル版の高速モードで、ほぼアプリライクに利用できます。

使いたいサービスがウェブ版でも快適に使えるかどうかをまずチェックし、満足できなければアプリを探すのがいいでしょう、急にガッカリしないためにも。

アプリを入れる4番目の方法

個人的にはファーウェイ端末を使うのが超がつくほど久々だったもので、メイン端末が別にあることもあり、今回は新規でセットアップしました。ファーウェイ端末からの移行であれば、一部アプリはPhone Clone(純正データ移行アプリ)で新端末上に復活します。アップデートできないという問題が残りますが、一応これを1番目とすると、HUAWEIのAppGallaryにあるアプリから正規にインストールする方法が2番目、そして3番目がすでに記事で紹介しましたが同じAndroid OS上で独自プラットフォームを展開しているAmazonのアプリストアをHMS端末に導入することです。

関連: Google Play非対応のP40 Proはどこまで使えるか

AmazonのアプリストアからTwitterやFacebook(Messenger)、Instagramといった主要なSNSアプリをダウンロードし、今のところ普通に使うことができています。LINEはAppGallaryに登録されましたし、そもそもプリインストールされていますから、すでにこの時点で人によっては十分という方もいらっしゃると思います。

ただ、あまり端末にアプリ入れたくないミニマリストの私でも、これはアプリで欲しいと感じる場面にはどうしても遭遇します。ここまでいろいろと試していたら、いつの間にか「Petal検索」なるアイコンが出現していたんですよね。タイミングがわからなかったのですが絶対、最初はなかった……と思います。

忽然と出現。
AppGalleryからも落とせますので、ご自身のタイミングで導入できるかと。
HUAWEI謹製ですね、AppGalleryとも連動しているようですし。
AppGalleryとAPKPureにあるアプリを串刺し検索しているようです。Verifiedとあるものは、AppGalleryに登録されているもの……かな?

APKPureはAndroidアプリのインストールファイルであるAPKを直接配布している、いわゆる野良アプリ提供サイトです。ここからSlackやSmartNews、NetflixなどAppGalleryにもAmazonのストアにもないアプリをかなり見つけることができました。むろん、動作保証もなければサポート対象外となりますが。

ソニーのアプリもあるので、ファーウェイ端末でWF-1000XM3が使えます。
Apple Musicはインストールできましたが、起動直後に落ちてしまいます。理由はわかりません。

Google 開発者サービスがないと言われ、起動できないアプリも結構あります。

Engadget
名刺管理アプリEightは、Google 開発者サービスが必要と言われ起動できず。
メルカリも同様。ゲームにも多いです。
APKPureからインストールしたアプリもアップデートの管理ができますが、Amazonからダウンロード・インストールしたアプリと混同されてしまい、最新版でも更新と出てしまう……。

ややこしさは残りますが、結果的にかなりいろんなアプリをインストールできました。中にはGoogleのアプリもありますが、例えばGoogle Mapsはログインできないなど、こればかりはどうにもならないようで、標準ブラウザーで乗り切るしかありません。プッシュ通知が来ませんが、Googleにログインしないだけでこんなに静かなんだって思いましたよ。これも気づきです。Gmailに関しては、個人アカウントの場合は標準のメールアプリで使えたという情報もあります。

Engadget
きれいなホーム画面だろ。ウソみたいだろ。Google Playないんだぜ。それで。

というわけで試行錯誤の数日を経て、なんだかんださほど違和感なく使えていたりします。むろん、これ1台で人生送っているわけではございませんし、Pay系は割と全滅だったりしますので万人にオススメするものではありません。ただ、端末購入者1年無料のNAVITIMEを初めてちゃんと使ってみたり、高いと感じていたU-NEXT(同じく半年無料)に韓国ドラマが充実していたことを知れたりと、すべてひっくるめてとても楽しかったです。

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2020-06-19 13:31:54Z
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