Senin, 29 Juni 2020

本日発売。Crusial待望のハイエンドNVMe SSD「P5」の性能をチェック - PC Watch

マイクロン「Crucial P5」

 マイクロンジャパンは、CrucialブランドのハイエンドM.2 SSD「Crucial P5」を6月30日に発売した。PCIe 3.0x4、NVMe 1.3対応かつTLC仕様の3D NANDを採用し、リード最大3,400/秒、ライト最大3,000MB/秒の高速アクセスを実現、ハイエンドPCユーザーやゲーマーをターゲットとした高性能SSDとして位置付けられている。

 今回、いち早く容量1TBモデルを試用する機会を得たので、仕様や性能面をチェックしていく。Amazon.co.jpでの実売価格は23,977円。500GBも用意され、同価格は11,780円となっている。

最新のハイエンドM.2 SSDとして標準的な仕様

 CrucialブランドのSSDは、これまではミドルレンジ以下の、コストパフォーマンス重視の製品が中心だった。実際に、現在でもCrucialブランドのSSDの売れ筋モデルは2.5インチモデルとなっており、M.2モデルとしては2018年10月に登場した「Crucial P1」と、2020年4月に登場した「Crucial P2」の2モデルのみとなっていた。

 いずれもPCI Express 3.0×4、NVM Express 1.3対応ではあるが、QLC仕様のNANDフラッシュメモリを採用するエントリー向けモデルで、以前よりより高速なハイエンドモデルの登場が待たれていた。

 そして、ついにCrucialブランドのハイエンドSSDとして登場したのがCrucial P5(以下、P5)だ。

CrucialブランドのハイエンドM.2 SSDとして位置付けられるP5。フォームファクタはM.2 2280、接続インターフェイスはPCIe 3.0x4、プロトコルはNVMe 1.3に対応する

 フォームファクタはM.2 2280を採用しており、接続インターフェイスはPCI Express 3.0x4、プロトコルはNVM Express 1.3に対応。NANDフラッシュメモリには、IM Flash Technologies製の96層TLC 3D NANDフラッシュメモリを採用と、最新のハイエンドSSDとしてはほぼ標準的な仕様となっている。

 コントローラはMicron独自のものを採用している。これまでCrusialブランドのSSDでは基本的に社外のSSDコントローラを採用してきたが、自社開発のSSDコントローラの採用によってNANDフラッシュメモリの性能を最大限引き出せるようになり、性能面での優位性が高まると期待できる。

 ただ、P5は接続インターフェイスがPCI Express 3.0×4にとどまっている。競合のハイエンドゲーマー向けSSDでは、すでにPCI Express 4.0x4対応の製品が登場していることを考えると、やや物足りない部分もあるが、現時点でPCI Express 4.0をサポートするのはAMD製システムのみで、Intel製システムがPCI Express 4.0をサポートするまではそれほど大きな痛手とはならないだろう。

 このほか、NANDフラッシュメモリの一部をSLCキャッシュとして使用し、書き込み性能を向上させる「Dynamic Write Acceleration」や、温度に応じて動作をコントロールする適応型熱保護機能、全領域に対するデータ暗号化機能などを備えている。

 P5のおもな仕様は下の表にまとめたとおり。耐久性は、平均故障間隔が180万時間、総書き込み容量は150~1,200TBWと、このあたりもTLC NAND採用のハイエンドSSDとしてほぼ標準的だ。

今回は1TBモデルを試用したが、裏面にはチップを搭載していない
裏面には、コントローラとキャッシュ用DRAMチップ、TLC仕様の3D NANDフラッシュメモリを2チップ搭載している
Micron製の独自コントローラをを採用している。コントローラの詳細な仕様は非公開となっている
キャッシュ用DRAMとして容量8GbitのLPDDR4-2133チップ「MT53D512M16D1DS-046 IT:D」、NANDフラッシュメモリチップは「NW969」で、1チップあたり512GBの容量となる
Crucial P5のおもな仕様
容量250GB500GB1TB2TB
フォームファクタM.2 2280
インターフェースPCI Express 3.0 x4
プロトコルNVMe 1.3
NANDフラッシュメモリ96層 TLC 3D NAND
コントローラMicron自社コントローラ
シーケンシャルリード3,400MB/Sec
シーケンシャルライト1,400MB/Sec3,000MB/Sec
ランダムリード21,000IOPS39,000IOPS43,000IOPS
ランダムライト35,500IOPS50,000IOPS
平均故障間隔(MTTF)180万時間
総書き込み容量150TBW300TBW600TBW1,200TBW
保証期間5年

性能はハイエンドSSDとして十分満足できる

 では、簡単にベンチマークテストの結果を紹介しよう。

 今回は、「CrystalDiskMark 7.0.0h」と、「ATTO Disk Benchmark V4.00.0f2」の2種類のベンチマークソフトを利用した。テスト環境は以下にまとめたとおりだ、

テスト環境

マザーボード:MSI MAG Z490 TOMAHAWK
CPU:Core i5-10400
メモリ:DDR4-2666 16GB
システム用ストレージ:Samsung SSD 840 PRO 256GB
OS:Windows 10 Pro

 結果を見ると、シーケンシャルアクセス、ランダムアクセスともにほぼ公称どおりのスコアが得られていることがわかる。CrystalDiskMarkはデータサイズが1GiBの場合はシーケンシャルリードが3,407.32MB/Sec、シーケンシャルライトが3,150.64MB/Secと、いずれも公称を上回る結果を記録。データサイズが64GiBの場合はシーケンシャルリードがやや低下しているものの、ほぼ公称どおりの結果と言える。

 ATTO Disk Benchmarkの結果は、リード、ライトともやや公称に届いていないが、それでも十分満足できる結果と言える。

 もちろん、PCI Express 4.0×4対応ハイエンドSSDと比べると速度は劣るが、PCI Express 3.0×4対応のゲーマー向け高性能SSDとしては十分な性能であり、とくに不満はないと言っていいだろう。

CrystalDiskMark 7.0.0h データサイズ1GiB
CrystalDiskMark 7.0.0h データサイズ64GiB
ATTO Disk Benchmark V4.00.0f2

 あわせて、発熱についてもチェックしてみた。上のテストは、マザーボードに備わっているM.2ヒートシンクを装着し、空冷ファンの風が当たる状態でテストを行なったものだが、あえてヒートシンクを装着せず、空冷ファンの風もあたらない状態でATTO Disk Benchmarkを実行し温度の推移をチェックしてみた。

 温度の推移は、ハードウェア情報調査ツール「HWiNFO64」を利用してS.M.A.R.T.情報を読み取ることによって計測している。

 結果を見ると、テストの途中からコントローラの温度が100℃以上になり、アクセス速度が大きく低下してしまった。この結果から、ほかのハイエンドSSD同様に、ヒートシンクを装着したり、ファンの風をSSDに当てるなどの冷却対策が不可欠だろう。

ヒートシンクを装着せず、空冷ファンの風も当てずにATTO Disk Benchmarkを実行すると、途中から書き込み速度が大きく低下。つねに最大の性能を発揮させるには冷却が不可欠だ
放熱対策を施さずにATTO Disk Benchmarkを実行した場合のコントローラとNANDフラッシュの温度推移

高性能SSDの新定番として魅力あり

 Crucial P5は、Crusialブランドとして初となるハイエンドユーザー向けM.2 SSDだが、ここまで見てきたように、性能的にも十分に満足できるものとなっている。競合製品からかなり遅れての登場ということで、どうせならもう1段上を狙い、PCI Express 4.0×4対応でも良かったかもしれない。とはいえ、現時点ではPCI Express 4.0×4対応SSDを必要とするユーザー層はまだそれほど多くなく、大きな問題とはならないはずだ。

 価格は、今回試用した1TBモデルで24,000円前後と、競合製品と比べても同等もしくは少し安価で、十分競争力がある。また、Crucialブランドの安心感もあり、高性能SSDの新定番として十分な魅力を備える製品と言っていいだろう。

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2020-06-29 21:10:00Z
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