Samsung Electronicsは1日、海外で折りたたみ式の新スマートフォン「Galaxy Z Fold2」を発表した。現地時間の9月18日から、米国や韓国を含む約40の市場で発売するという。5G通信にも対応する。
折りたたんだ状態では、約6.2型(2,260×816ドット)ディスプレイ搭載のスマホ、折り曲がる極薄ガラス(UTG)で作られた折りたたみ式ディスプレイを開くと、約7.6型のダイナミックAMOLED 2Xディスプレイを使ったインフィニティフレックスディスプレイ(2,208×1,768ドット)が出現。タブレットサイズに変化し、大画面で様々なコンテンツが楽しめる。
ディスプレイの表示は11Hzから120Hzに対応。ユーザーの操作を検出し、リフレッシュレートを調整。ディスプレイを最適な状態に維持しながら、バッテリーの消耗を抑えられる。
スムーズな開閉を可能にするため、ヒンジには緻密な設計を採用。手に持って使うだけでなく、机に置いて楽しむことも可能。メインディスプレイで「フレックスビュー」を使用すると、Google Duoでハンズフリーのビデオ通話、カバーディスプレイに切り替えて、映画やドラマなどの映像コンテンツを楽しむことも可能。
リアにはトリプルカメラを搭載。1,200万画素で視野角123度のウルトラワイドカメラ、デュアルピクセルAF採用の1,200万画素広角カメラ、MP望遠カメラを搭載。デュアルOIS、0.5倍光学ズーム、2倍光学ズーム、最大10倍のデジタルズームも利用可能。HDR10+記録やトラッキングAFにも対応する。
ピントを維持しながらVlogのハンズフリー撮影に使える「自動フレーミング」機能も用意。アイコンをタップするだけで、被写体を追跡し、常にピントを調節。被写体が増えると、フレーム内に収まるように広角に切り替わり、被写体が減ると元に戻る。
カバーディスプレイでアプリを使用中に、画面を開いてタブレットモードにすると、2つのディスプレイがシームレスに切り替わり、大きなメインディスプレイでアプリを表示できる。
アプリはGalaxy Z Fold2に最適化されているため、メインディスプレイを開くだけでUIがシームレスに移行。また、1つのディスプレイに複数のコンテンツが表示させることも可能。
マルチタスクも可能で、カバーディスプレイで2つのアプリを起動、メインディスプレイでは、3つのアプリが楽しめる。操作するアプリの切り替えはワンタップで行なえる。
エッジパネルを開いて、アプリをエッジパネルからドラッグすると、メインディスプレイで起動できる。最大3つのアプリを同時起動でき、レイアウトを保存する事もできる。ドラッグ&ドロップによる、データのアプリ間移動も可能。
デュアル構成のインテリジェントバッテリーを搭載。容量は4,500mAh。強化されたAIで、常にバッテリー消費をコントロールする。
ステレオスピーカーも搭載し、Dolby Atmosテクノロジーによるサラウンド再生も可能。32bitのPCMや、DSD 128の再生も可能。
OSはAndroid 10。12GBのメモリを搭載。中国本土、香港、台湾を含む一部の市場向けにはストレージメモリ512GBのモデルを展開。256GBモデルも用意する。
カラーはミスティック ブラック、ミスティック ブロンズ。本体カラーとヒンジのカラーが選べるようになっている。
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2020-09-02 03:24:57Z
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