新生活に華を。
Google製のスマートフォン、Pixel 7 Proを使い始めて1年も経たないうちに何度も落としてしまい、最終的には壊してしまいました。海外にいたため修理不可能でした。
その後、日本へ帰ってきてすぐに表参道のアップルストアのきらびやかな照明に蛾のごとく引き寄せられ、iPhone 13を衝動買いしました。Pixel 7 Pro以前はiPhone 12 miniを使っていたので、出戻りしたとも言えます。
以下、iPhoneに回帰したメリットとデメリットについてお伝えします。
iPhone 13を買ってよかったこと
なぜiPhone 13を選んだのか。実は、当初狙っていたのはiPhone 13 miniでした。
しかし、ストア内に在庫はなく、すでに生産も終わっていて中古を探すしかないと店員さんに伺ったため、iPhone 13 miniの次に小さくて安いスマホを選んだ結果がiPhone 13だったのでした。
持ちやすい、落としにくい
最重要ポイントは持ちやすさでした。
Pixel 7 Proを何度か落として、最終的に壊してしまったことがトラウマとなったため、なるべく持ちやすくて落としにくいスマホを求めていました。その点、Pixel 7 Pro(画像左側)に比べるとiPhone 13のほうがコンパクトなので手に収まりやすく、落としにくいと感じます。
加えて、iPhone 13のフラットディスプレイと角ばったフレームの形状が握りやすく、うっかり手を滑らせて落としてしまうリスクを軽減してくれているように思います。
お店に相談、納得して買えた
さらに、実店舗で購入できたのも決め手でした。アップルストアで直接スマホに触れられましたし、わたしのようなスペックに疎い初心者にも納得がいくまで相談に乗ってもらえましたから。購入してからすぐに使い始められたのも、スマホ難民と化していた自分にとっては大きな救いでしたね。
「安心感」もつけられる
Apple Care+という手厚い保証制度も、少なからずiPhoneを購入することを後押ししてくれました。万が一、また自分の不注意でスマホを壊してしまったとしても、修理にかかる費用が担保されているのには安心感がありました。
iPhone 13を買って後悔していること
そんなわけでiPhone 13を衝動買いしましたが、今となってみるとPixelを買わなかったことを少し後悔しています。
もともとわたしがPixel 7 Proを購入した理由は、PixelシリーズならではのAI機能とカメラ機能でした。
痒いところに手が届くAI機能が使えなくなった
ボイスレコーダーアプリに搭載されているリアルタイム文字起こし機能は、ライターという職業がら重宝していました。ほかにもPixel 7 Proを使い続けていく中で個人的に好きだったのは「この曲なに?※」機能でした。
※Pixel 2以降のスマホなら、近くで流れている曲について調べるためにいちいちGoogleアシスタントやアプリに「この曲なに?」と聞かなくても、ロック画面上に現在再生中の曲のタイトルとアーティスト名が表示されるように設定できます。この機能のおかげで、たくさんの新しい音楽との出会いに恵まれました。
遠くを撮れて「いらないものを消せる」カメラも失った
写真に写り込んだ不要なものを簡単に消去できる「消しゴムマジック」も便利でした。例えば、下の画像で言うならば、左上の葉っぱが気になるところ。つい「消しゴムマジック」で消したくなってしまいます。
この野鳥の写真はPixel 7 Proが誇る望遠カメラの光学ズームで、最大の30倍にまで寄せて撮ったものです。逆光だったのにも関わらず羽の色がくっきりと写っていますし、手ブレもなし。やはりPixel 7 Proのカメラは優秀でした。
以上のようなPixelのProシリーズならではのAI機能とカメラ機能を失ってしまい、残念に思っています。
しかも、今となって冷静に考えてみれば、手持ちのPixel 7 Proを下取りに出して、Pixel 8やPixel 7aに買い換えたほうが安く済んだはずなんですよね……。
選択肢の幅がありがたい
一長一短なスマホ選び。
わたしの場合、なぜiPhoneに戻ったの?と聞かれたら、結局のところは「親しみ」や「安心感」といった非合理的な感情に突き動かされたからにほかなりません。
そもそもわたしはMacBookユーザーですし、家族や親しい友人も軒並みiPhoneやMacユーザーなので、iPhoneに戻ることでパソコンやスマホ間でのファイル・情報共有にAirDropやiMessageを使えるようになり、便利になったという利点もあります。日経いわく、Apple社の「ハードとサービスの両面でユーザーを囲い込むビジネスモデル」にまんまとハマったかたちです。
でも、それはそれでAppleのエコシステムが居心地良いということでもあります。そして、2024年の後半にはいよいよApple社の生成AI登場か?との期待が高まっていますし、iPhoneのさらなる進化を見届けたい気持ちもあります。
Google社が今後どのようにAIの歴史を塗り替えていくのかも興味津々です。今後はiPhoneを使い続けるのか、Pixelに戻るのか、はたまたまったくちがうスマホを手に取るのか。
この選択肢の幅こそが、日本のスマホ市場最大の魅力だとも思います。
Photos: 山田ちとら
Source: 日経新聞
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2024-02-29 03:00:00Z
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