やっぱり値段も大事かな?
いよいよ年内に発売が迫ってきたPS5ことPlayStation5(プレイステーション5)とXbox Series X。そうなると、気になるのは、どちらを買おうかな? どっちがコンソールゲーム機の勝者になっていくのでしょうか? ちょっとその結果を予想してみましょう~。
スペックはカギではない?
実はPS5とXbox Series Xのスペックには、数多くの共通点があります。どちらのCPUもAMDのZen 2がベースで、GPUもAMDのRDNA 2がベースのアーキテクチャを採用。ともにSSDを標準装備し、ハードウェアにより高速化されたレイトレーシング映像がサポートされますよ。
ちなみに、まったく同じスペックというわけではなく、Xbox Series Xは、12テラフロップス(TFLOPS)のグラフィックス処理能力を備えるとされるのに対し、PS5は10.3テラフロップスどまりというウワサ。数字だけを見ると、Xbox Series Xのほうに軍配が上がりそうに思えますけど、両者の1.7テラフロップスほどの差というのは、どこまでプレイヤーが実感できるほどギャップがあるか定かではありません。結局のところ、Xbox Series Xは8K映像のゲームプレイが可能なのに対し、PS5は4K映像までです。1秒あたりのフレーム表示数が、Xbox Series Xのほうが多くは表示可能となるものの、その違いを実際のゲームで表現できるかどうかは、主にディベロッパーの腕にかかっているといえるでしょう。
スペックは似ていても…
ちなみに、多くのPCメーカーが、ほぼ同じようなAMDベースのCPUならびにGPUアーキテクチャを採用しつつ、製品を作りあげていくのに対して、ゲームメーカーは、独自の改良を加えてから世に送り出すべく、多大の努力を傾けます。これはPS5とXbox Series Xについても同じで、たとえ似たようなスペックでも、できあがってくるものは大きく異なったりしますよ!
たとえば、PS5のアピールポイントとしては、リードシステムアーキテクトのMark Cerny氏が、Tempest 3Dのオーディオエンジンにおいて、頭部伝達関数(HRTF)という特性をフル活用していく方針を公表しています。より自然で臨場感あふれる3Dオーディオの実現が可能とされていますね。理想はすべての人にマッチングする、パーソナルなHRTFを通していくことなんでしょうけど、まずはローンチ時点で5つの選択肢からチョイスできるようになるみたいです。
一方、Xbox Series Xのほうでは、最大120Hzの可変リフレッシュレートが際立っています。すでにいくつかのゲームソフトにおいて、Xbox One Xでも、120Hzのリフレッシュレートを実現。そこで培ったものを発展させ、120fpsをサポートするテレビと可変リフレッシュレートを組み合わせることで、フレームレートがアップする強みを大いに活かしてくると考えられますね。
そもそも重視されるのはスペック以外?
過去のXbox対プレイステーションの戦いを考えると、どうやら勝負の分かれ目は、どれほどハイスペックかというポイントと、あまり関係ないところにあったりもするようです。
2013年に開催されたE3においては、PS4が、中古ゲームソフトのプレイを制限しないという一点に、多くの注目を集めました。そこへライバルのXbox Oneより1万円以上も安い販売価格が相まって、PS4はXbox Oneに、発売前から圧勝! スペックがどうだのこうだのは、意外とプレイヤーの心をつかむポイントでなかったりするのかもしれませんよ。
その最大の証拠は、任天堂のSwitchでも明らかになっています。もしやスペックより、買いやすさのほうが重要だったり? あとはゲームソフトの出来栄えですとか、ストリーミングのサポートなどなど、なにが勝負の行方を定めることになるのか、これからの展開が楽しみですよね。
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2020-04-02 09:30:00Z
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