北米時間2020年9月2日,Intelは,独自開催のオンラインイベントで開発コードネーム「
Tiger Lake」と呼ばれていた
ノートPC向け第11世代Coreプロセッサを正式に発表した。
第11世代Coreプロセッサは,既存の同社製10nmプロセスを改良した「10nm SuperFin」を用いて製造するSoC
(System-on-a-Chip)で,新しい「Willow Cove」マイクロアーキテクチャのCPUコアを最大4基と,開発中の単体GPU「Xe」の低消費電力版である統合型グラフィックス機能(以下,統合GPU)「Iris Xe Graphics」(アイリス エックスイー グラフィックス)を採用しており,既存のノートPC向け第10世代Coreプロセッサである「Ice Lake」(開発コードネーム)よりも高クロックでの動作を可能にして,CPU,GPUのどちらも高い性能を発揮できるのが特徴だ。
Ice Lake世代と比べて,CPU性能は20%増,統合GPU性能は2倍,AI処理性能は5倍に向上したという
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ゲーム用途においては,Iris Xe Graphicsの高性能をIntelはアピールしており,AMDの「Ryzen 7 4800U」が備える統合GPUや,NVIDIAのノートPC用単体GPU「GeForce MX350」とIce Lakeの組み合わせよりも,実ゲームにおいて高いフレームレートを実現できるという。
統合GPUの性能向上により,AMDやNVIDIAの競合よりも高いフレームレートでゲームをプレイできるとアピール
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そのほかに,高速I/Oインタフェース規格「Thunderbolt 4」や,高速無線LAN規格「Wi-Fi 6」の機能も統合している。
CPUコア側にThunderbolt 4,オンパッケージのチップセット側にWi-Fi 6の機能を統合。さらに,PCI Express 4.0にも対応するほか,新しいメモリコントローラも備えている
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2020-09-02 16:34:25Z
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