カラーはこれから。
木星の軌道にいるNASAの探査機「ジュノー」は月曜のフライバイ中、衛星ガニメデのクローズアップ写真を撮ることに成功しました。79個ある木星の衛星の1つであるガニメデは太陽系最大の衛星で、氷で覆われた表面と岩石と鉄からなる内部構造を有しています。
ジュノーがガニメデに接近して観測できた時間は30分足らずですが、万事順調にいけばば画像を5枚撮るには十分なほど。トップの画像は可視光カメラJunoCamで撮影された1枚で、解像度は1ピクセルあたり1キロメートルです。氷に覆われた表面にある巨大なクレーターの窪みや(NASAいわく恐らく断層が原因の)長い筋が見て取れます。
サン・アントニオにあるサウスウエスト研究所のジュノー主任調査員Scott Bolton氏はNASAのプレスリリースで「このとてつもなく巨大な衛星に、探査機はこの数十年間で一番近づけました」と発言。「科学的な結論を出す前にじっくり時間をかけるつもりですが、それまでは我々の太陽系で唯一水星よりも大きい衛星である不思議な天体に驚嘆するのみです」とのこと。
トップの画像はJunoCamの緑色のフィルターを使って捉えたもので、赤色と青色のフィルターを使った画像と合わせるとガニメデのカラー画像が出来上がるそう。さらにジュノーの恒星参照ユニットナビゲーションカメラが捉えたガニメデの暗い領域の画像も公開されました。
NASAのチームはガニメデの地表を捉えた画像以外に、上層大気についてのデータが届くのも待っています。一見したところでは地球の衛星、月のように思えるかもしれませんが、この天体はもっと複雑。独自の磁場を持つ唯一の衛星で塩水の内部海を持つとも考えられているからです。
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2021-06-11 11:00:00Z
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