Minggu, 24 Mei 2020

Core i7カスタムでビデオ会議も快適、仕事や大学で使うマシンで今後モバイルも見据えるなら13.3型ノートPC「LIFEBOOK WS1/D2」 - ASCII.jp

光学式ドライブ内蔵で仕事だけでなく暇つぶしの映画鑑賞も

2020年05月25日 09時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

「LIFEBOOK WS1/D2」

 富士通クライアントコンピューティングが販売する「LIFEBOOK WS1/D2」は、モバイル向けながら光学式ドライブを内蔵するのが特徴の13.3型ノートパソコンだ。重さ約1.28kgとモバイルサイズなので外に持ち運んで使えるほか、自宅でDVDが観たいときなどにも使える1台。仕事向けのモバイルノートパソコンがほしい人や、これからオンライン授業をしたり、実際に大学に持って行って使う学生向けにもオススメだ。

 前回LIFEBOOK WS1/D2の外観について紹介した。今回は、LIFEBOOK WS1/D2がどれくらいの性能を持っているのか、テレビ会議やオンライン授業を問題なくこなせるのかをチェックしていこう。

 LIFEBOOK WS1/D2の主なスペックは、Core i5-8550U/Core i7-8550U、4GB/8GB/12GB/20GBメモリー、約128GB/約256GB/約512GB SSDなど。試用機は、Core i7-8550U、20GBメモリー、約256GB SSDという構成だった。

 普段作業であればCore i5-8550Uでもまったく問題ないが、ビデオ会議をしながら別のアプリを起動したり、Officeソフトで作業するなど、複数のタスクを同時にこなすという人は、Core i7-8550Uを選択したほうが無難かもしれない。

Core i7カスタムでビデオ会議も快適
SSD採用でOSやアプリの起動も高速

 まずは、パソコンの総合性能を計測するPCMark 10をチェック。総合スコアが、3289とモバイルノートパソコンとしては標準的なスコアになった。また、詳細を見ると、マシンの基本性能を示す「Essentials」が7406、ビジネスアプリの性能を示す「Productivity」が5265、クリエイティブ系アプリの性能を示す「Digital Content Creation」が2477になった。

PCMark 10の計測結果

 基本性能とビジネスアプリの性能を示すEssentialsとProductivityのスコアは高いので、仕事で使うなどの普段使いは快適であるのがわかる。加えて、EssentialsのVideo Conferencing Scoreが6354と高いので、ビデオ会議もしっかりとこなせる性能を持っているといえる。

 続いて、CINEBENCH R20をチェックしてみたところ、マルチコアが1180pts、シングルコアが316ptsという結果になった。省電力向けのCPUのためそこまで高いスコアではないが、それでもCore i7なのでモバイルノートとしては高いスコアだ。

CINEBENCH R20の結果

 ストレージの速度を計測できるCrystalDiskMarkでは、1732.19MB/秒という結果に。最近はメインストレージにHDDを採用するマシンは減ってきたが、やはりSSDだとOSやアプリの起動がしっかりと高速なのがうれしいポイントだ。

CrystalDiskMarkの結果

 3Dグラフィックス性能は、3DMarkでチェック。Fire Strikeが1017、Sky Diverが4091、Night Raidが4928という結果になった。CPU内蔵GPUなのでスコアは高くないが、ブラウザーゲームなどであればしっかりと遊べそうなスコアだ。

Fire Strikeの結果

Sky Diverの結果

Night Raidの結果

 最後に、ゲーム系ベンチもチェック。「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」では、最高品質、フルスクリーン、1920×1080ドットという設定で3651(普通)という結果になった。ドラゴンクエスト Xくらいの負荷のゲームであれば、設定次第ではしっかりとプレイできそうだ。

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」の結果

 「FINAL FANTASY XIV: 漆黒の反逆者 ベンチマーク」は、1920×1080ドット、標準品質(ノートPC)、フルスクリーンという設定で計測したところ、1922(設定変更を推奨)という結果に。そこで、解像度を1280×768ドットに下げてみると、3403(やや快適)まで上がった。FFXIV程度のゲームは、設定次第では遊べなくもないといったところだ。

FINAL FANTASY XIV: 漆黒の反逆者 ベンチマークの結果

 LIFEBOOK WS1/D2は、在宅での作業だけでなく、今後そとに持ち運んで使うモバイルノートパソコンとしてもしっかりと使える性能を持っているのがわかった。CPUは標準だとCore i5だが、Core i7-8550Uにしておけば、ビデオ会議などのテレワークも問題なくこなせる1台だ。

 また、富士通 WEBMARTで購入する場合は、クーポン利用で23%オフで購入可能。試用機の構成だと通常21万8530円だが、クーポンを利用すると16万8268円で購入できる(5月24日現在)。在宅だけでなく今後は外出先にも持ち運んで仕事をしたり、大学のレポートを書いたりするノートパソコンがほしいという人は、LIFEBOOK WS1/D2を検討してみてはいかがだろうか。

機種名 LIFEBOOK WS1/D2
CPU Core i7-8550U(1.8GHz~最大4.0GHz)、4コア/8スレッド
グラフィックス インテル UHD グラフィックス 620
メモリー 20GB
ストレージ 約256GB SSD
ディスプレー 13.3型(1920×1080ドット)
内蔵ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.2
インターフェース USB 3.0×2、USB 3.1(Type-C)、HDMI出力、ミニD-Sub 15ピン、マイク・ラインイン・ヘッドフォン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子
サイズ/重量 およそ幅315.8×奥行214×高さ11~19.8mm/約1.28kg
OS Windows 10 Home(64bit)

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2020-05-25 00:00:00Z
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