月の淡い光と暗闇をデザイン
2021年06月17日 09時00分更新
シチズン時計は6月16日、「CITIZEN ATTESA(シチズン アテッサ)」より、ispaceの民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」とコラボした2モデルを発表した。
エコ・ドライブGPS衛星電波時計F950 ダブルダイレクトフライト ACT Line「CC4016-75E」が28万6000円で世界限定1200本、エコ・ドライブ電波時計 ダイレクトフライト ACT Line「AT8185-71E」が16万5000円で世界限定1600本。いずれも7月8日に発売する予定。
「HAKUTO-R」は、「月面着陸」と「月面探査」の2つのミッションを行なう民間月面探査プログラムで、シチズンはランダー(月着陸船)の着陸脚パーツにスーパーチタニウムを提供する予定。本コラボモデルでは、月の淡い光と暗闇をそれぞれ「デュラテクトMRKゴールド」と「デュラテクトDLC」で表現している。
月の淡い光を表現するCC4016-75Eは、ケースとバンドの一部に、上品なゴールドカラーで、打ちキズに強い「デュラテクトMRKゴールド」を採用。ベゼルやバンドの一部に施した「デュラテクトDLC」の艶やかなブラックカラーとのコントラストで月の陰影を表現している。ケース径は44.3mm、厚みは15.4mm(設計値)。
6時位置のサブダイヤルに白蝶貝を用いることで、繊細に変化する光を「陰影の移ろい」に見立てている。裏ぶたには、HAKUTO-Rのランダーが月面に着陸したイメージをプリント。エコ・ドライブGPS衛星電波時計の最上位ムーブメントF950を搭載し、時刻情報のみの受信では、世界最速レベルという最短3秒で受信し、メインタイムの時針と分針を従来の2倍の速さで動かし時刻を表示する。さらに、ダブルダイレクトフライトや20分の1秒クロノグラフ機能なども備えたフルスペックモデル。
月の暗闇を表現するAT8185-71Eは、ケースとバンドに艶やかなブラックカラーを採用し、すりキズや小キズに強い「デュラテクトDLC」で処理したスーパーチタニウムを使っている。月面を表現した立体的で奥行きのある文字板に、白蝶貝を黒色で裏打ちした6時位置のサブダイヤルを備え、文字板外周部にラメを施すことで、宇宙空間に輝く星々をデザイン。ゴールドカラーの針や、ベゼルとりゅうずに差した色で暗闇に差し込む光を表現している。
裏ぶたにHAKUTO-Rのロゴの刻印入り。エコ・ドライブ電波時計で、ワールドタイムを備える。ケース径は42.0mm、厚みは10.8mm(設計値)。
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2021-06-17 00:00:00Z
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