一度始めたらどうしても増えてしまうのがゲーム。
据え置き型のゲーム機ってどうしてもゲームソフトが増えがちです。でも、今は世界的に見ても空前のミニマリズム/コンマリズム・ブーム。ものを最小限にしたい人たちのリクエストに応えて、マイクロソフトがドライブレスの新型Xbox、その名も「Xbox One S All-Digital」を発表しました。(名前長いな…)。価格は249ドル(約2万7900円)で、発売日は5月7日だそうですよ。
ディスクトレイの取り出し口やイジェクトボタンがなくなっただけで、外見はXbox One Sと変わりありません。1TBのハードディスクが内蔵されていて、ゲームをプレイするにはソフトをダウンロードする必要があります。
Xbox Wireによると、Xbox One S All-Digitalには『Minecraft』と『Sea Of Thieves』と『Forza Horizon』の3本があらかじめインストールされてくるそうです。コントローラーは、Xbox Oneのワイヤレスコントローラーが1つ付属するとのこと。3本もプリインストールされていて249ドルはお得感があります。テレビ周りをできる限りスッキリさせたい人に歓迎されそう。
ダウンロードオンリーなゲーム機は過去にも
ドライブレスといえば思い出されるのが、UMDドライブを廃止した「PSP go」。2009年に発売されて、2011年4月に出荷終了されたスライド式ダウンロードオンリーゲーム機です。PSP goがデビューした2009年はまだまだ実体のあるパッケージ版のソフトが圧倒的に人気だったのと、色々と削ぎ落としてPSP本体を小さいサイズにしたことで操作性が悪くなったため消えていきました。
でも、10年経って、デジタルメディアを取り巻く環境は随分と変わりました。本も音楽も映画もダウンロードが当たり前で、ワイヤレスも当たり前の時代です。ダウンロードオンリーのコンソールの受け入れ態勢は万全。それに、Xbox One S All-Digitalは新規ユーザー獲得を狙っているので、One Sとは別方向に根付いていくような気がします。
パッケージ版の良さもありますよね
ただ、80年代生まれでソフトを棚に飾って愛でる行為もゲームのうちと考えている私は、All-Digitalをきっかけにデジタル化が主流になってしまったら寂しいです。
店に行って手に取りながら選んで、カウンターでお金を払って「自分のものになった!」とワクワクしながら帰ったことや、目一杯堪能したあとに「次の人にも楽しんでもらってね」と中古屋に持ち込んだことは、若い頃の大切な思い出です。その一連の行為を含めて、1本のソフトが与えてくれる楽しみだと思っています。ボタンクリックひとつでDLできるのは便利だし、部屋がスッキリするのも素晴らしいけれど、何でもかんでもデジタル化がスタンダードになるのは抵抗があったりします。
うーん、私の考えが古いのかもしれませんけどね…。
Source: Microsoft
https://www.gizmodo.jp/2019/04/xbox-one-s-all-digital-1.html
2019-04-17 06:00:00Z
52781668572350
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