Kamis, 11 April 2019

はやぶさ2の衝突実験、高解像度画像を公表 リュウグウ表面から物質が飛び散る様子 - 毎日新聞 - 毎日新聞

探査機はやぶさ2から分離したカメラに搭載されたデジタルカメラで撮影した小惑星リュウグウ表面から物質が飛び散る様子=宇宙航空研究開発機構、神戸大など提供
探査機はやぶさ2から分離したカメラに搭載されたデジタルカメラで撮影した小惑星リュウグウ上空の衝突装置(拡大部分に写る白い物体)=宇宙航空研究開発機構、神戸大など提供

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11日、探査機はやぶさ2が挑んだ小惑星リュウグウへ銅の衝突体をぶつける衝突実験で、はやぶさ2から分離され、実験の様子を撮影したカメラが撮影した高解像度の画像を公表した。公開された画像は、リュウグウ上空にある爆発約3分前の衝突装置の姿、衝突装置が作動してから3秒後にリュウグウ表面から物質が飛び散る様子。また中間赤外カメラで撮影した衝突装置がリュウグウへ降下していく様子を撮影した動画も公開された。

 はやぶさ2は5日、リュウグウの高度500メートルで爆薬約5キロを詰めた衝突装置を切り離し、40分後に装置を爆発させた。爆発によって装置の底面に取り付けられていた銅板がちぎれて丸まり、秒速2キロという猛スピードでリュウグウ表面へ撃ち込まれた。探査機本体は、爆発や衝突実験の影響から逃れるため、爆発までの間にリュウグウの陰へ移動して隠れる一方、探査機が分離した小型カメラが衝突実験の様子を撮影した。

 カメラには、リアルタイムでデータを送信できるアナログと高解像度の画像を撮影できるデジタルの2台のカメラを搭載。宇宙空間に放出された後は姿勢を制御する機能はなく、衝突が起きる場所も事前に分からなかったため、衝突の様子をレンズがとらえることは非常に難しいと考えられていた。しかし、5日にアナログカメラが撮影した画像には、衝突体がリュウグウにぶつかった結果、表面の物質が大きく飛び散る様子が写っており、衝突実験の成功が確認された。デジタルカメラもアナログと同じ方向を撮影していたため、より詳細な画像に期待が集まっていた。

 太陽系の天体は、物体同士が衝突によってくっついたり、壊れたりすることを何度も繰り返して現在の姿になったと考えられる。このため、今回の実験で、リアルタイムで宇宙空間での衝突現象を観測できれば、太陽系形成の解明につながると考えられている。電池で動くカメラは、既に撮影を終えた。【永山悦子】

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https://mainichi.jp/articles/20190411/k00/00m/040/107000c

2019-04-11 11:48:00Z
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