月面開発を目指す宇宙ベンチャー「ispace(アイスペース)」(東京都)は30日、2022年に月に着陸させる着陸船のデザインを公表した。当初は21年に初めて月面着陸する予定だったが、開発の遅れのため延期した。米国の宇宙企業スペースXのロケット「ファルコン9」で打ち上げる。
ispaceは19年、月面に物資輸送する民間企業を育成する米航空宇宙局(NASA)の計画「CLPS(クリプス)」への参加を見据えた開発方針を決定。それまで独自に開発していた着陸船の仕様を変更し、約30キロの物資を積めるようにした。
着陸船は着陸脚を広げると幅2・6メートル、高さ2・3メートル、重さ340キロ。米国とドイツのチームが開発した航法システムや推進システムを導入する。カメラで月面を撮影することもできる。着陸に成功すれば、23年には新たに探査車を搭載した着陸船を打ち上げ、月面探査に挑む計画だ。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)も月面着陸する探査機「SLIM(スリム)」の打ち上げを22年度に予定している。ispaceが成功すれば日本の民間企業として初めての月面着陸になる。【池田知広】
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2020-07-30 08:47:54Z
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