2020年、色々あるけど、ちゃんと出そろってきました。
家にいる時間が長い今日この頃、スマホ買い替えの優先順位は低めの人が多いかもしれません。でも新しいスマホ発表が秋まではだいたい(次の項に書いた例外を除いては)ひと段落している今、買い替えを検討するには悪くないタイミングです。というわけで、今買えるスマホの中でこれ!っていうものを、価格帯別にまとめていきますね。
直近、2020年夏〜秋のスマホ市場の動き
オススメの話に入る前に、そもそも今買えるスマホの選択肢にピンとこない、買い替える気にならないのだとしたら、8月、9月に始まるであろう次の波を待ちましょう。正式発表はまだですが、Samsung(サムスン)が8月初旬のイベントでGalaxy Note 20と、もしかしたらGalaxy Fold 2も発表するかもしれないと言われてます。そのあと9月以降には、AppleがiPhone 12をローンチする見込みです。
他にも目ぼしい噂が(とくに価格が気になる人向けに)いくつかあり、GoogleはPixel 4aを7月中にリリースするかもとか、OnePlusも廉価/ミッドレンジスマホを7月のどこかで出そうとしてる とか噂されてます。なのでお買い得を狙うなら、今はしばし静観が吉と思われます。
2020年上半期総合ベストスマホ
編集部のチョイス:Samsung Galaxy S20+(1,200ドル、日本価格11万4840円〜)
ハイエンドで最高のパフォーマンスとスペックを手に入れたいなら、Galaxy S20+を第一候補にすべきです。ディスプレイはスマホ界で最も美しく、リフレッシュレートは120Hz。ゲームするのもInstagramをつらつら見るのもすごく滑らかです。それにGalaxy S10みたいにディスプレイが曲がってないので、端の方の歪みも少ないです。
Galaxy S20+はRAMを12GB積んでいて、アプリをバックグラウンドであれこれ動かしておいてもストレスを感じません。背面カメラの3倍ズームも便利です。とくに重要なのは、「+」なしのGalaxy S20よりもS20+のほうがバッテリーライフも向上していて、今ある3種類の5Gをすべてサポートしてるので長く使えそうってことです。もっと高いGalaxy S20 Ultraもありますが、S20 UltraにあってS20+にないのは10倍ズームだけで、あればうれしい機能ではありますが、それで価格差が200ドルってのはちょっと考えちゃいますね。
こっちもいいかも:Google Pixel 4(800ドル、日本価格8万9980円〜)
Pixel 4はデザインが一新され、2倍光学ズーム、3D顔認識、新ジェスチャー認識などなど良いところがたくさんあります。ソフトウェアの改善と、リフレッシュレートが90Hzになったことで、Androidの動きも前よりするするっと滑らかになりました。
それでもPixel 4がベストにならないのは、超広角カメラがないこと(他のフラッグシップスマホでは2019年から当たり前でした)と、バッテリーライフがまあそこそこであることが理由です。ただバッテリーに関しては、大きいスマホに抵抗がなければ、Pixel 4 XLにすることでPixel 4よりも2時間長く保ちます。
ミッドレンジスマホのベスト
編集部のチョイス:Pixel 3aと Pixel3a XL(400ドル、日本価格4万8600円〜)
今や在庫処分モードで3万円台からというライトなお値段ながら、Pixel 3aはGoogle最高のスマホかもしれません。カラフルな有機ELディスプレイや背面指紋センサー、そして素晴らしいカメラ体験といったPixel 3の良いところを全部受け継ぎつつ、お値段は半額なんです。大きいところでPixel 3aに欠けているのはワイヤレス充電ですが、Pixel 3aにはヘッドホンジャックが付いてます。スマホに求めるものが、きれいな画面と高性能、バッテリーライフ、そして最上のカメラなら、Pixel 3aはまさにそんなスマホです。今買える中でもっとも価値あるスマホのひとつといってもいいくらいです。
こっちもいいかも:OnePlus 7T(600ドル≒6万4000円)
もうひとつ、OnePlus 7Tはミッドレンジの中ではやや高めの設定ですが、Pixel 3aより一段ハイスペック、ハイパフォーマンスになってます。OnePlus 7 Proと同様、OnePlus 7Tは美しい90Hzディスプレイ搭載で、アプリドロワーをスクロールするだけでも眼福です。
OnePlus 7Tは他のハードウェアも素晴らしく、SoCはQualcomm Snapdragon 855+でPixel 3aの2倍近いパフォーマンスを発揮、背面カメラはメインの広角カメラの他に光学2倍望遠と117度超広角のレンズを追加、バッテリーは14時間連続使用に耐える3,800mAhです。他のメジャーなAndroidスマホメーカーと違って、OnePlusはOSアップデートもいつもタイムリーです。
低価格スマホのベスト
編集部のチョイス:Samsung Galaxy A50(350ドル≒3万8000円)
Samsungは廉価版ラインを整理したことで、Moto Gシリーズが独占してきたベスト・お手頃スマホの地位にGalaxy A50を押し上げました。Galaxy A50には大きくて美しい6.4インチ有機ELディスプレイが搭載されてるだけでなく、動きも軽快で、バッテリーライフはMoto G7の9時間29分より3時間近く長い12時間18分です。Galaxy A50もMoto G7も背面カメラはデュアルですが、Galaxy A50の写真はほぼ一貫してシャープさが際立ち、色味もきれいに出ています。Galaxy A50のほうがMoto G7より若干お高いですが、プラス50ドル(約5,400円)の価値は間違いなくあります。
こっちもいいかも:Moto G7(300ドル、日本価格2万8800円)
Galaxy A50にベスト・お手頃スマホの座を明け渡したとはいえ、Moto G7はまだまだ検討する価値をなくしたわけじゃありません。Moto G7はベースのストレージが64GBに倍増され、さらにmicroSDカードスロットも備えています。画面は6.2インチ、ヘッドホンジャックもあり、背面カメラがデュアルなのでポートレートモードのような小洒落た技も使えて、色も良いし、独自の動画ツールも完備しています。しかもGalaxy A50より50ドル(約5,400円)安いです。
スーパープレミアムスマホのベスト
編集部のチョイス:Galaxy S20 Ultra (1400ドル≒15万円、日本価格16万5980円)
Galaxy S20 Ultraは、お買い得とは決していえません。でもスマホが持ちうるあらゆる機能、性能を全部乗せにしたいなら、Galaxy S20 Ultraがそれです。6.9インチの巨大ディスプレイはリフレッシュレート120Hz、さらに10倍ハイブリッドズームを含むトリプル背面カメラ、突き抜けたパフォーマンス、ありえないくらいのバッテリーライフ、などなどがもれなく付いてきます。でも安くはないので、もりもりのスペックはある意味想定内です。ただ、スタイラスは使えません。
それでもやっぱりスタイラス命っていう人にはGalaxy Note 10+が引き続き安定の選択肢ですが、8月初旬にはSamsungがGalaxy Note 20を出してきそうなので、それまでは待ったほうが賢明と思われます。
iPhoneのベスト
ほとんどの人が買うべきiPhone:iPhone SE(400ドル、日本価格4万4800円〜)
余計な飾りがなく、普通のニーズをシンプルに満たしてくれるiPhoneがほしいなら、iPhone SEです。Face IDとかデュアル、トリプル背面カメラといった洒落たものはありませんが、価格は400ドル(日本では4万4800円)からと、標準のiPhone 11より300ドル(日本でも3万円)もお手軽です。それでいてiPhone SEはiPhone 11とかiPhone 11 Proと同じA13チップを積んでいるので、パフォーマンス的に引けは取りません。そして最愛のホームボタンを手放したくない人にとっては、今やiPhone SEが唯一、ホームボタンを残しているiPhoneです。
こっちもいいかも:iPhone 11 ProかiPhone 11 Pro Max(1000ドル、日本価格10万6800円〜)
iPhone 11 Pro・iPhone 11 Pro Maxの最大の強みは、最大輝度1,200ニト(HDR)の有機ELディスプレイもさることながら、なんといってもカメラです。トリプル背面カメラは広角の1200万画素、超広角、2倍光学レンズという布陣で、さらに4K・60FPS動画撮影とかオーディオズーム、新たなスタジオライティングモード2パターン、などなどが追加されています。「Pro」の名にふさわしく18W 充電アダプタも同梱され、プレーンなiPhone 11と違って追加のアクセサリを買わなくても高速充電が可能になりました。お金に糸目をつけなくていいなら、iPhone 11 Pro・iPhone 11 Pro Maxがおすすめです。
5Gスマホ、買うべき?
5Gが米国で始まってから1年以上になり、カバレッジは大きく広がっていろんな都市や郊外で5Gにつながるようになりました。でも5G対応を条件にスマホを選ぶのは、多くの人にとってはまだまだ厄介です。というのは、5Gはキャリアによってカバーする地域や速度も違うので、家とか職場とか学校の場所に5Gが来てるのかを調べなきゃいけないし、あとはスマホをアップグレードする頻度(毎年か、2年おきか、もっと長いかとか)によっても違ってくるし、そこには予算感(米国でいうと、今一番安い5Gスマホでも840ドル≒9万円)も加味しなきゃとか、考えることがいろいろありすぎるんです。
もしスマホを毎年買い替えてるなら、とりあえず今は4Gのみのスマホを買っても大丈夫です。5Gの速度はたしかに魅力ですが、5Gスマホじゃなくてもできることのほうが多いです。買い替え頻度が2年おきの人でも、アプリやサービスのデベロッパーもまだまだ5Gでできることが何なのか考え中なので、今すぐ5Gスマホを買わないとあとあと困るってわけでもないです。
でも今すぐ新しいスマホを買いたくて、それを3年以上使うとしたら、5Gスマホを買うか、そもそも買うのを延期して2020年終盤か2021年初めくらいに再検討したほうがいいです。そして5Gスマホを買うとしたら、今ある5Gのメジャーな3バージョン(サブ6GHz帯、2.5GHz帯、ミリ波帯)全部に対応したものを選んでおきましょう。Samsung Galaxy S20+(プレーンなS20じゃなくて)か、LG V60あたりがおすすめです。
Source: Samsung、Google(1、2)、OnePlus、Motorola、Apple(1、2)Technowize、techradar
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2020-07-06 08:00:00Z
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