Rabu, 01 Juli 2020

レースゲームもいいけど「VRChat」でバーチャルカーライフはいかが? (1/2) - ASCII.jp

2020年07月02日 12時00分更新

文● 栗原 淳 編集●ASCII

eMotorSportsだけじゃない!
バーチャルでのクルマの楽しみ方を提案

 世界中で猛威を振るう新型コロナウィルスによって日常生活のみならず、さまざまなイベントやスポーツが制限を受けています。モータースポーツも大きな影響を受けてしまい、F1やWRCといった国際イベントだけではなく、日本国内のSUPER GTやスーパー耐久なども開催延期や無観客試合が予定されています。

 そんな中、家にいながら参加できる、レーシングゲームを使ったeMotorSportsイベントが賑わっています。

 ですが、クルマ好きだけどレースゲームは苦手、という人にはハードルが高く感じてしまうことも。また「レースよりもクルマをキッカケに、仲間とのんびり他愛のない会話を楽しみたい」、つまりミーティング形式でコミュニケーションの場を欲してる人にいるのです。

 オンラインミーティングとはいえば「Zoom」がその代表的なツールだと思いますが、より安全に「密」なコミュニケーションが楽しめるツールをご存知でしょうか?

 それが今回紹介する「VRChat」です。

 VRChatとは、Oculus Rift、HTC ViveといったHMD(ヘッドマウントディスプレー)を装着することでVR空間のさまざまなスペースで自分自身の分身となるアバターを介し、多人数コミュニケーションをとれるソーシャルVRアプリです。

 基本無料で楽しめるアプリで日本語に対応していないのですが、ゲーム開発ソフト「Unity」とVRChatの開発ツール「VRChatSDK」、3Dソフト「Blender」でオリジナルのアバターと、今回紹介するコミュニティースペース「ワールド」を製作できます。さらにそれらをピクシブが運営する創作物の総合マーケット「BOOTH」で販売配布できるので、マーケットとしても活発化しています。近年では伊勢丹やアウディジャパンといった大手企業も参加したVRChat内でのコンテンツ即売会「バーチャルマーケット」が開催されています。

 少し話がそれましたが、VRChatはこのコロナウィルスによる外出自粛もあって、新たなコンテンツ提供プラットフォームとしてより注目を集めつつあります。

 VRChatには様々な趣向を凝らした幾多のワールドがありますが、その中でも「クルマ」に焦点をおいたワールドを練り歩いた筆者が「これは良くできている」「フレンドと盛り上がりそう」と思ったオススメワールドを紹介します。記事の最後には実際にワールドを歩いている動画を用意しましたのでご覧ください。

シンプルだからこそ楽しめる!
精巧なラリーカーでオーバルバトル

懐かしのラリーカーから比較的新しいラリーカーまで用意されている

 最初は「KARLSTAD RALLY ARENA」というワールド。ワールドに入ると、雪っぽいオーバルコースが目に入ってきます。しかし、クルマは1台もありません。リスポーン(転送ポイント)から少し歩くと、ラリーカーの絵が書いてあるアイコンがあります。このアイコンに手を近づけてコントローラーのトリガーを押すとラリーカーが出現します。

アイコンはしゃがみ込むと触れやすい

 ラリーカーはもちろん乗り込んでドライブできます。操作はVRデバイスのコントローラーになりますので、ややふわふわな感じで走り始めます。

約26年前の名作をVRで自由自在に歩き回れる
ファンにとっては夢のワールド!

今では懐かしさを憶えるポリゴン感満載のワールド

 次のワールドは「RIDGE RACER」。この名前にハッとする人も多いと思いますが、現在ゲーム業界で話題となっているPS5から25年前、1994年12月3日に初代PlayStationのローンチタイトルとして発売された「リッジレーサー」を完全再現したワールドです。

当時はなかったコクピット視点でのドライブは新鮮!

 ワールドに転送されると、リッジレーサーに登場するカラフルなレーシングカーが数台並んでいます。そのどれかに乗り込むと着座位置を調整できるボタンがあり、「START Engine」のトリガーを押すことでAIカーが走行している疑似レースを楽しめます。フレンドも誘ってレースを楽しめますし、当時は不可能だったきれいな海岸線をお散歩できます。

九州のテクニカルサーキット「オートポリス」で
フレンド達とドリフト対決!

 次のワールドは「AUTO POLIS」。そう、九州は大分県に実在するサーキット「オートポリス」を再現したサーキットです。ワールドに転送されるとマシンが保管されているピットに。そこには猛スピードでクルマを横滑りさせてそのパフォーマンスで競うプロドリフト競技「D1 GP」に登場するマシンを模したモデルがズラッと置かれています。

乗るマシンによっての性能差はないので見た目重視で選択しよう

 本来なら最終セクションとなるエリアでドリフト風なドライブを楽しめます。マシンも意図的に滑りやすくなっており、結構難しいですが豪快なドリフトをフレンドたちに披露できます。

観客席、メディアカメラマンもびっくりな近距離からドリフトを観察できるのもVRChatならでは

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