Xbox部門を率いるフィル・スペンサー(Phil Spencer)氏の名前で書かれた記事には,Xbox Series Xのリリースに向けたMicrosoftの取り組みが語られている。7月15日に掲載した記事でもお伝えしたように,Microsoftの次世代コンシューマ機Xbox Series Xは,コアテクノロジーである「Xbox Velocityアーキテクチャ」を中核とした高いトータル性能を持ち,ロード時間の事実上の削減や,最後にプレイしたタイトルをすぐに再開できる「クイック レジューム」機能などを実現しているという。
さらに,MicrosoftのファーストパーティであるXbox Game Studiosのタイトルは当面,Xbox Oneでもプレイが可能であることに加えて,Xbox Series Xが過去4世代にわたるXboxシリーズタイトルとの高い互換性を持つこと,そして,対応タイトルであればXbox One版のゲームを無料でXbox Series X版にアップデートできる「スマートデリバリー」のメリットなどが述べられている。
新情報としては,日本でも4月14日に展開が始まった(関連記事)サブスクリプションサービス,Xbox Game Pass Ultimateメンバーになれば,9月以降,「Project xCloud」のタイトルが無料で楽しめることが挙げられる。Project xCloudはMicrosoftの新たなクラウドゲームサービスで,これにより,Xbox Game Passの100以上のタイトルが,手持ちのスマホやタブレットでプレイできるようになるとのことだ。詳しくは,Xbox Wireの当該ページを参照してほしい。
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2020-07-16 13:30:00Z
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