梅雨の晴れ間となった7月19日、秦野市上空で「ネオワイズ彗星」が観測された。戸川在住で湘南天文同好会に所属する大野浩之さんが、撮影に成功した=写真。
ネオワイズ彗星は、日本時間の3月28日に赤外線探査衛星「ネオワイズ」によって発見された新彗星。7月4日に太陽に最も接近し、彗星活動のピークを迎えている。
大野さんによると、当初は明け方頃に観測することができ、この時は今より明るく見えていたという。「本当はこの時に撮影したかったんですが、雨でなかなか撮影ができなくて。でも、きれいに撮ることができました」と話す。
撮影時刻は午後8時40分頃。自宅のベランダから三脚で固定し、マニュアルモードで絞りを開き、ISO感度は高く、シャッタースピードは遅く設定した。
国立天文台によると、この彗星が次に太陽に近づくのは5千年以上先とみられるという。
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2020-07-23 16:13:36Z
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