Rabu, 22 Juli 2020

最速SoCにリフレッシュレート144Hz、ASUS「ROG Phone 3」がついに姿を現わす - ニコニコニュース

【元記事をASCII.jpで読む】

 ASUSは22日(現地時間)、オンライン発表会を開催し、ゲーミングスマホ「ROG Phone」シリーズの第3世代モデルとなる「ROG Phone 3」を発表した。なお、国内でのリリース予定や価格などは公表されていない。また、製品写真については開発中のサンプルである点も注意いただきたい。

最速SoC「Snapdragon 865 Plus」を初搭載
「Strix Edition」との2モデル構成に

 まず、ROG Phone 3の主な特長を挙げると、現行最速SoCのクアルコム「Snapdragon 865 Plus」を搭載するほか、144Hzのリフレッシュレート、タッチパネルの応答速度の大幅な強化、トリガーボタン代わりに使える「AirTrigger」の機能アップなどがあり、スマホゲーマーに向けたさらなる強化が施されたモデルとして仕上がっている。

 なお、今回は上位モデルの「ROG Phone 3」とは別に、SoCが通常のSnapdragon 865で、メモリー/ストレージ容量でも差がある「ROG Phone 3 Strix Edition」と名付けられたモデルも用意されている。

 さて、個々の機能を見ていこう。ROG Phone 3で最も注目を集めるのは、やはりSnapdragon 865 Plusだろう。コア自体はSnapdragon 865と同じ「Kyro 585」ながら、「プライムコア」と名付けられた最速のコアは無印865より10%アップの3.1GHzで動作する。さらに最大16GBまで搭載されるメインメモリーはLPDDR5、ストレージもUFS 3.1といずれも最新の規格が用いられている。

 この高速SoCを活かすべく、冷却性能にも力が入っている。半透明になった背面中央部に装着されるヒートシンクは前モデルの6倍のサイズ。ベイパーチャンバー、熱伝導フィルムアルミフレームの組み合わせで効率よく冷却する。そして、ROG Phoneシリーズではおなじみの外付けクーラー「AeroActive Cooler」は、前世代から回転数が40%アップしている。

タッチパネルの入力遅延が前モデルや他社スマホの約半分
サウンドにも力を入れてゲームへの没入度アップ

 もう1つの注目がディスプレータッチパネルの反応速度。6.59有機ELは、すでに一部のゲーミングスマホでも採用されている144Hzのリフレッシュレートに対応し、タッチサンプリングレートは270Hz。さらに強調されているのがタッチパネルのレイテンシで、25msという数字は前モデルや現行の他社ハイエンドと比較して約半分であるとしている。

 ソフトウェア面では、ゲーム向けにパフォーマンスアップする「X Mode」への切り替えを通知領域からワンタッチで可能にしており、細かなカスタマイズだけでなく、あらかじめ用意された3つのレベルで切り替えることも可能。

 また、ROG Phoneシリーズで継承されてきた側面キーのAirTriggerも3となり大幅に強化されている。タッチを感知する超音波センサーに加えて、モーションセンサーも搭載。タッチやスライドなどの操作に加えて、素早くスワイプする操作や押しっぱなしで連打となる操作、1つのキーの左右で2つのボタンとして扱う操作などもサポートされている。

 バッテリーは6000mAhで30Wでの急速充電に対応と前モデルスペック上は同じだが、75%までの充電が45分で完了と高速化。また、充電時の上限を設定したり、あえてゆっくり充電するなどの機能で、バッテリー寿命を長持ちさせる技術も採用されている。

 サウンド面ではパワフルなステレオスピーカーも特徴だが、DIRACによる補正技術を採用することで反響音やクロストークを抑えて、クリアかつ詳細な音声再生を実現し、ゲームへの没入度を高める工夫も施されている。

周辺機器は前モデルと基本的に互換性ありも
新型TwinView Dockは144Hzのリフレッシュレート対応

 周辺機器は本モデルでももちろん充実している。下の資料からもわかるように付属の外付けクーラー以外の多くで互換性を持っているが、2画面を実現する「TwinView Dock」の新型は本体と同じく144Hzのリフレッシュレートに対応しているので、当然セットで欲しくなるはず。

 ROG Kunai 3 Gamepadは本体に取り付けるほか、単体でも使えるパッドだが、単体時により専用ゲーム機ライクなスタイルで利用できるようになっている。また「Light Armor Case」は、本体から光を取り込むことで、ドット絵風に大きくロゴを光らせられるアクセサリーだ。

 なお、そのほか現時点で公表されている主なスペックは以下のとおり。カメラメインが1/1.7型で64メガのソニー製「IMX686」で、125度の画角を持つ13メガ超広角カメラ、5メガのマクロカメラの3眼構成となっている。


最速SoCにリフレッシュレート144Hz、ASUS「ROG Phone 3」がついに姿を現わす

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2020-07-22 15:42:06Z
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